オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県内にある物流倉庫で起きた火災は、出火から12日がたった28日午後5時、完全に消し止められました。警察と消防は、3月1日、現場の検証に入り、出火原因を調べることにしています。
この火災は、今月16日にオフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある3階建ての物流倉庫から火が出て燃え広がったものです。
火災から6日後の今月22日に火はほぼ消し止められましたが、その後も建物内の一部の温度が再び上がり、消防は特殊な装置を使って温度を確認しながら消火活動を続けていました。
その結果、出火から12日がたった28日午後5時、火は完全に消し止められたということです。
消防によりますと、今回の火災で、倉庫の延べ床面積、およそ7万2000平方メートルのうち、東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けたということです。
これまでの調べで、空の段ボールが積まれていた1階の北西側にある部屋の燃え方が激しいということで、警察と消防は、3月1日、現場の検証に入り、出火原因や火が燃え広がった理由などを調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB