ホンダは社内のシステムに障害が発生して8日、国内の工場での車の出荷が一時、できなくなりました。外部からサイバー攻撃を受けた可能性もあるとみて詳しい原因を調べています。
ホンダによりますと、8日午前9時すぎにシステム障害が起きて、社内のネットワークを通じたメールのやり取りができなくなったほか、工場で出荷前の車を検査した際の情報を登録するシステムが使えなくなりました。
この影響で、会社は車を生産する国内の3工場すべてで出荷を一時停止しました。午後になって出荷を再開したということです。
ホンダは、外部からサイバー攻撃を受けた可能性もあるとみて、9日も社内のネットワークへのアクセスを制限して詳しい原因を調べています。
ホンダでは現在、本社の多くの社員が在宅勤務をしていますが、アクセスを制限しているため、9日は有給休暇を取得するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB