11日の東京株式市場、日経平均株価は600円を超える大幅な値下がりになりました。このところ早いスピードで株価が上昇してきましたが、当面の利益を確保しようと手持ちの株式を売る動きが強まりました。
日経平均株価、11日の終値は、10日より652円4銭安い2万2472円91銭。
東証株価指数=トピックスは、35.79下がって1588.92。
1日の出来高は16億7956万株でした。
市場関係者は「アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が景気回復の先行きについて厳しい見方を示し、日本経済への影響が長引くことも意識され、売り注文が膨らんだ。このところ相場の過熱感を指摘する声も出ていた中で、投資家がいったん利益を確保しようと手持ちの株式を売る動きが強まった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB