前田中小企業庁長官が3年前アメリカで開いたパーティーに、持続化給付金の事業を受託した社団法人の理事が同席していたと週刊誌で報じられたことについて、前田長官は、この理事の同席を認めたうえで、疑惑を招く行為はしていないと説明しました。
前田中小企業庁長官は、11日発売の『週刊文春』で、経済産業省の幹部だった3年前、アメリカで開かれた企業関連のイベントに参加した際、現地で開いたパーティーに、持続化給付金の事業を受託した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」の業務執行理事が同席していたと報じられました。
これについて前田長官は参議院予算委員会で「公務の出張で視察を行い、期間中は友人が借りたシェアハウスに泊まり、夜、パーティーをした」などと述べました。
また「この理事はパーティーにも1度だと思うが参加していたという記憶がある。面識はあるがそんなに親しいほうではない」と述べました。
そして「国民の疑惑や不信を招く行為はしていないか」と問われ、前田長官は「そういう行為はしていないと認識している」と述べました。
-- NHK NEWS WEB