神奈川県内では12日、集団感染が起きた横浜市の病院に入院していた80代の男性が死亡したほか、横浜市と藤沢市で合わせて3人が、新型コロナウイルスに新たに感染したと発表されました。
横浜市によりますと、集団感染が起きた横浜市旭区の「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に入院していた80代の男性が11日新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったということです。男性は4月下旬に感染が確認されたあと、別の病院に転院して治療を受けていました。
また、横浜市は、30代の自営業の男性と40代の会社員の女性の感染が新たに確認されたと発表しました。いずれも市内の同じ医療機関を受診し、手術前に検査で感染が確認されましたが、感染経路は分かっていないということです。
一方、藤沢市も、市内に住む60代の会社員の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。症状は軽いということです。市によりますと、男性に同居者はなく、在宅勤務をしていたということで市が感染経路や濃厚接触者について調べています。
NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者はこれで1400人でこのうち90人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB