12日のニューヨーク株式市場は前日の記録的な値下がりの反動でダウ平均株価は反発しましたが、一時は値下がりに転じるなど、不安定な値動きとなりました。
12日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて477ドル37セント高い、2万5605ドル54セントで、4日ぶりに値上がりしました。
前日に1860ドルの記録的な値下がりをしたこともあり、ダウ平均株価は買い戻しの動きから取り引き開始直後は大幅に上昇し、値上がり幅は800ドルを超えました。
しかし、その後は売り注文が先行し、一時、前日に比べて値下がりに転じるなど、不安定な値動きとなりました。
ヨーロッパ市場は、
▽ロンドンが前の日に比べて0.5%の値上がり、
▽ドイツのフランクフルトは0.2%の値下がりとなりました。
市場関係者は「大幅値下がりのあとの反発が期待されたが不安定な値動きになった。新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、景気の低迷が長期化するのではという懸念を意識しながら、一定の調整期間が続く可能性もある」と話しています。
-- NHK NEWS WEB