紳士服やスポーツ用品メーカーなどが夏用のマスクの生産に参入する中、ユニクロは夏用の肌着の素材を使ったマスクを、今月19日から全国で販売することになりました。
マスクは、夏用の機能性肌着、「エアリズム」の生地を使った3層構造で、紫外線をカットする機能や花粉の侵入や細菌の飛沫拡散を防ぐフィルターも内蔵しているということです。
ただエアリズムの特徴だとしている通気性のよさはないということで、会社では、炎天下や激しい運動をするときにはマスクの着用は控えてほしいとしています。
マスクは3枚入りの1パックが990円で、今月19日から全国の店舗とインターネットのサイトで販売するということです。
会社では、当面、週に50万パックを生産し、海外での販売も予定しているということです。
マスクの生産を巡っては、紳士服やスポーツ用品メーカーなども、独自の素材や縫製技術を生かした商品の開発を進めるなど、異業種からの参入が相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB