週明け15日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価の終値は小幅な値上がりとなりましたが、1日の値動きの幅は1000ドルを超え、荒っぽい動きとなりました。
15日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて157ドル62セント高い2万5763ドル16セントでした。
この日は東京市場、それにヨーロッパ市場が値下がりしているのを受けて、ダウ平均株価は取り引き開始直後には先週末に比べて700ドルを超える大幅な下落となりました。
しかしその後は買い戻しの動きが出て、一時は300ドル近く値上がりするなど、値動きの幅が1000ドルを超える荒っぽい動きとなりました。
市場関係者は「中国をはじめアメリカでも西部や南部を中心に新型コロナウイルスの感染者数が再び増加する傾向を見せていて、長期にわたって景気に悪影響を与えるのではという懸念が広がっている。当面は不安定な値動きが続くのではないか」と話しています。
-- NHK NEWS WEB