財務の改善を進めているソフトバンクグループは資金を調達するため、保有するアメリカの携帯電話大手「Tモバイル」の株式の売却や、株式を使った金融取引などの検討を始めたと発表しました。
ソフトバンクグループは、昨年度の決算で1兆3000億円を超える巨額の営業赤字に陥り、向こう1年間で最大で4兆5000億円分の資産を売却する方針を示しています。
ソフトバンクグループは、Tモバイルの株式をおよそ24%保有していて、株式の売却などの検討は財務改善などに向けた資産の売却の一環だとしています。
-- NHK NEWS WEB