オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県内にある物流倉庫で起きた大規模な火災は、出火から12日たった28日に完全に消し止められ、警察や消防などは、1日から現場の検証に入り、出火原因や火が燃え広がったいきさつを詳しく調べています。
この火災は、先月16日にオフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある3階建ての物流倉庫から火が出て燃え広がったものです。
出火から12日がたった28日夕方、火は完全に消し止められ、警察や消防、それに総務省消防庁などが、1日午前9時半すぎから合同で現場の検証に入りました。
今回の火災では、延べ床面積で東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼け、空の段ボールが積まれていた1階の北西側にある部屋の燃え方が激しく、検証では、この付近を中心に詳しく調べています。
さらに、倉庫の2階と3階に窓がほとんどなく放水が難航したことや、保管していたスプレー缶の爆発などによって建物が倒壊するおそれがあり、消火活動が長期化したということで、警察と消防は、出火原因や火が燃え広がったいきさつを詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB