民事再生手続きを進めているアパレル大手のレナウンは、事業再生の道筋がつくまでの間、不測の資金需要が発生した場合に備えて、取り引き銀行から最大で20億円の融資を受けられる契約を結んだと発表しました。
「ダーバン」や「アクアスキュータム」などを展開するアパレル大手のレナウンは、新型コロナウイルスの影響で販売低迷に拍車がかかって経営に行き詰まり、先月、民事再生法の適用を受け、管財人のもとでスポンサーをさがすなど、再建に向けた手続きを進めています。
会社の発表によりますと、事業再生に道筋をつけるまでの間、不測の資金需要が発生した場合に備えて、取り引き銀行の三井住友銀行から最大で20億円の融資を受けられる契約を結んだということです。
一方、管財人によりますと、複数の企業がスポンサーに名乗りを上げているということで、19日に入札を締め切って支援の詳しい内容を見極めたうえで、スポンサーを決定したいとしています。
-- NHK NEWS WEB