19日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染の再拡大が経済に与える影響を懸念して、ダウ平均株価は3日続けて値下がりしました。
19日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて208ドル64セント安い、2万5871ドル46セントで、2万6000ドルを割り込みました。
この日は、値上がりして取り引きが始まりましたが、アップルがフロリダ州など新型コロナウイルスの感染者が増えている地域で、店舗を再び休業すると伝わると、景気の先行きに与える影響を懸念して、一気に値下がりに転じました。
その後買い戻しの動きも出ましたが、結局3日連続で下落しました。
一方、ナスダックの株価指数は、小幅ながら、6日続けて値上がりしました。
市場関係者は、「景気の先行きへの楽観的な見方と悲観的な見方が交錯し、不安定な値動きが続いている。アメリカでの感染再拡大は、相場の重しになっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB