アメリカのメディアは一部の州で経済活動の再開後に新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、大手IT企業のアップルがこれらの州で再開していた店舗の営業を取りやめ、再び休業させることを決めたと伝えました。
報道によりますと、アップルが再休業を決めたのは、南部のフロリダ、ノースカロライナ、サウスカロライナ、西部のアリゾナの4州にある11の店舗です。
これらの州では5月ごろから経済活動の再開に踏み切り、アップルも店舗の営業を再開させていましたが、このところの感染者の急増を受けて、20日以降、再び営業を取りやめて休業させることを決めたということです。
アップルでは状況を注視しながら、できるだけ早く再開させる方針だということですが、このニュースが伝わる中、ニューヨークの株式市場は値上がりで始まった取り引きが値下がりに転じ、感染の再拡大が経済活動に再び影響を与えることも懸念されています。
-- NHK NEWS WEB