神奈川県内では、20日、相模原市の小学生を含む合わせて5人の男女が新型コロナウイルスに新たに感染していることが確認されたと発表されました。
横浜市によりますと、いずれも市内に住む30代の会社員の男性と、60代の無職の女性の合わせて2人の感染が新たに確認されたということです。いずれも感染経路は調査中で、このうち30代の男性は軽症ですが、60代の女性は重症で入院中だということです。
また、相模原市によりますと、いずれも市内に住む20代の無職の女性と、市内の小学校に通う10歳未満の男子児童、それに30代の会社員の男性の合わせて3人の感染が確認されたということです。このうち、20代の女性と男子児童は18日、相模原市が感染を発表した50代の会社員の男性と同居する妻と子どもで、いずれも症状はないということです。
市は、男子児童が、18日まで小学校に通っていたことから、同じクラスの児童や担任の教諭など50人余りに検査を行っているほか、22日、小学校を臨時休校にして、教室などの消毒を行うことにしています。その後の対応は、検査の結果を見たうえで判断することにしています。
また、30代の会社員の男性の症状は軽く、職場の同僚の中にすでに感染が確認された人がいるということです。
NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者は、これで合わせて1431人で、このうち94人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB