都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和されて最初の日曜日の21日、富山駅では、久々に帰省した人などから緩和を歓迎する声が聞かれた一方、再び感染が拡大することへの懸念も聞かれました。
移動の自粛が緩和されてから最初の日曜日の21日、富山駅の北陸新幹線の改札付近では、キャリーバッグを持つ人の姿などが見られました。
駅にあるみやげ物店によりますと、みやげ物を買い求める人は先週末に比べ少しずつ増えているということです。
大阪から富山市内の実家に半年ぶりに帰省したという27歳の会社員の男性は、「大型連休の期間中は緊急事態宣言が出されていたので、帰省を諦めていました。ある程度、自由に移動できるようになりうれしく思います」と話していました。
また、東京から来た70歳の女性は、「自粛が緩和されると人の心も穏やかになるのでよいことだと思います」と話していました。
一方、神戸市から訪れていた29歳の教員の女性は、「親族の葬儀に出席するため来ました。今でも感染拡大のリスクはあるので、緩和されたとしても、急ぎの移動以外はできるだけ控えるべきだと思います。自分が感染を広げないよう、今後も気をつけていきたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB