全国の主なコンビニの先月、1か月間の売り上げは、新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が広がり、利用客が減ったことから去年の同じ月を10%下回り、3か月連続で減少しました。
日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの先月の売り上げは既存店ベースで8095億円余りと去年の同じ月を10%下回りました。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、外出の自粛や企業の在宅勤務の広がりで行楽地やオフィス街を中心に利用客が減ったことが主な要因で、売り上げの減少は3か月連続です。
一方、1人当たりの購入額は、12.4%増加しました。自宅で過ごす人が増えたことで、食品や酒などのまとめ買いの需要が伸びたためと見られます。
コンビニ各社によりますと、今月に入り客足は徐々に戻りつつあるとしていますが、感染拡大への懸念から引き続き冷凍食品や総菜などの販売が好調だとしていて、消費動向に合わせた品ぞろえを強化するとしています。
-- NHK NEWS WEB