27日、神奈川県厚木市にある建築関係の会社の床下から37歳の男性の遺体が見つかった事件で、男性の車の中に被害者の血の痕があったことが警察への取材でわかりました。警察は、車で連れ去られた際に、暴行を加えられた疑いがあるとみて調べています。
27日夕方、神奈川県厚木市上依知にある建築関係の会社の事務所の床下に、先月から行方不明になっていた相模原市の塗装業、柏崎元さん(37)の遺体が埋められているのが見つかり、警察は、死体遺棄と監禁の疑いで捜査しています。
これまでの調べで、柏崎さんは先月9日、自宅近くの駐車場から何者かに車で連れ去られたとみられ、警察が遺体を詳しく調べた結果、死因は足の傷による失血死の疑いがあるということです。
警察によりますと、柏崎さんの車は、自宅から南におよそ8キロ離れた愛川町の河川敷の駐車場で、一部が焼けた状態で発見されましたが、その後の調べで、車内から少量の血の痕が見つかったことが警察への取材でわかりました。
警察が詳しく調べたところ、柏崎さんのDNA型と一致したということです。
警察は、柏崎さんが車で連れ去られた際に、暴行を加えられた疑いがあるとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB