週明け22日のニューヨーク株式市場は買い戻しの動きが出て、ダウ平均株価は4日ぶりに値上がりしました。また、ナスダックの株価指数は最高値を更新しています。
22日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて153ドル50セント高い、2万6024ドル96セントでした。
アメリカでは新型コロナウイルスの感染者の数が州によっては大幅に増えていて、景気への影響を懸念して週明けも値下がりして始まりましたが、その後は買い戻す動きが強まって、4日ぶりに値上がりしました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、7日連続の値上がりとなり、終値は1万56.477と、今月10日につけた最高値を更新しました。
市場関係者は、「アメリカでの新型ウイルスの感染の再拡大に神経をとがらせる不安定な値動きになっているが、一方で比較的影響を受けにくいとされるIT関連株への投資が集まっている側面もあり、ナスダックの最高値につながっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB