24日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から大幅に値下がりしました。
24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて710ドル16セント安い、2万5445ドル94セントでした。
市場では新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から売り注文が先行し、ニューヨーク州のクオモ知事が感染者が増えている地域からの旅行者に14日間の隔離を求めると発表すると、ダウ平均株価の値下がり幅は一時850ドルを超えました。
またIT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、前日まで8日連続で値上がりしていましたが、当面の利益を確保する動きもあって売られやすい状況となり、大きく値下がりしました。
市場関係者は「トランプ政権で感染対策に携わるファウチ博士が23日に『今後、数週間の対応が重要だ』と発言したことで、改めて感染再拡大への懸念が強まっている。当面、不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB