神奈川県内では、新型コロナウイルスに感染していた男性2人が死亡したほか、新たに6人が感染したと発表されました。
横浜市によりますと、集団感染が起きた横浜市泉区の「湘南泉病院」の入院患者で、5月12日に感染が確認された80代の男性が、24日死亡したということです。この病院では、患者と看護師合わせて16人が感染し、このうち患者5人が亡くなっています。
神奈川県によりますと、6月12日に感染が確認され、入院していた海老名市の50代の男性が25日、肺炎で死亡したということです。
横浜市はいずれも市内に住む飲食店に勤務する30代の女性と、50代の会社員の女性が新たに感染したと発表しました。30代の女性は、今月13日に、知人と都内の飲食店で会食し、その後、知人の感染が明らかになったということです。50代の女性は感染経路がわかっていないということです。
川崎市では麻生区に住む10代の大学生の男性の感染が明らかになりました。男性は軽症で、横浜市にある大学に通っていますが、2月以降は通学しておらず、感染経路は分かっていないということです。
藤沢市では、市内に住む20代の会社員の男性の感染が確認されました。症状は軽いということです。感染経路はわかっておらず、市では、男性と同居する女性について、自宅待機として健康状態を観察することにしています。
このほか厚木市の10代の大学生の女性と、伊勢原市の30代の会社員の男性が、新たに感染したことが確認されました。いずれも軽症だということです。
NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者はこれであわせて1442人で、このうち96人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB