25日のニューヨーク株式市場は、金融関連銘柄を中心に買い戻しの動きが広がり、ダウ平均株価は前日に比べ、およそ300ドル値上がりしました。
25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて299ドル66セント高い、2万5745ドル60セントでした。
新型コロナウイルスの感染再拡大を懸念して、この日も株価は値下がりして始まりましたが、金融関連銘柄を中心に買い戻しの動きが広がり、取り引き終了にかけて値上がり幅を広げました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も値上がりし、1万ポイントを回復しています。
市場関係者は「前日に700ドルを超える値下がりを記録していたこともあり、買い戻しの動きが強まった。ただ、新型ウイルスの感染再拡大で景気悪化が長期にわたるのではないかという懸念は強まっていて、方向感が定まりにくい状況だ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB