26日、大阪 高槻市の建物の解体工事現場でクレーン車が倒れて住宅を直撃した事故で、工事の関係者が報道各社の取材に応じ、「クレーン車が旋回中に速度を出しすぎた可能性がある」と説明しました。警察は27日、現場検証を行い、事故の状況を詳しく調べることにしています。
26日午後5時ごろ、高槻市南松原町の建物の解体工事現場で、鉄製のくいを抜く作業をしていたクレーン車が突然倒れて隣接する住宅を直撃し、中にいた1歳の女の子が軽いけがをしました。
これについて工事の関係者が報道各社の取材に応じ、「作業中クレーン車が旋回する際に速度を出しすぎた可能性がある」と説明しました。そのうえで「あってはならない事故を起こし申し訳ありません」と謝罪しました。
一方、工事に当たった会社などは現場近くの公民館で住民に対する説明会を開きました。住民からは、建物の損害に対する補償や原因の究明を求める意見が出され、会社側は誠意を持って対応したいと答えていました。
警察は27日、現場検証を行い、事故の状況を詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB