週明け29日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は大きく値上がりしました。先週値下がりした反動に加え、航空機大手のボーイングが大幅に上昇し、株価全体を引っ張りました。
29日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて580ドル25セント高い2万5595ドル80セントでした。
ダウ平均株価は先週金曜日に700ドル以上値下がりしたことから、この日は買い戻しの動きが先行しました。
また、2度の墜落事故を起こした旅客機737MAXについて、航空安全当局が運航再開に向けた試験飛行を行うと伝わったことから、ボーイングの株価が先週末に比べ14%を超える大幅な上昇となり、株価全体を引っ張りました。
市場関係者は「先週の大幅値下がりの反動が目立つ相場となったが、新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることに対する投資家の懸念は根強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB