NTTと三菱商事は、太陽光や風力など、再生可能エネルギーの発電事業に共同で参画するなど、この分野で協力していく方針を固めました。
関係者によりますと、NTTと三菱商事は、再生可能エネルギーの分野で協力していく方針を固め、近く正式に公表する見通しです。
具体的には、太陽光発電や洋上風力発電などの事業に共同で参画することなどを検討するとしています。
また、NTTは、全国の電話局などに蓄電池を設置し、災害時に自治体などに電力を供給する取り組みを進める計画ですが、この取り組みでも協力し、三菱商事の子会社のローソンの店舗に蓄電池を配備していくということです。
NTTと三菱商事は去年、デジタル技術を活用した物流の効率化などの分野で業務提携していて、エネルギー分野でも協力を深めたい考えです。
また、NTTは、こうした提携に加えて今後の成長事業の柱として再生可能エネルギー事業に力を入れる方針で、年間1000億円規模を投じて2030年度までに発電設備の容量で750万キロワットと、今の25倍にまで増やす計画です。
-- NHK NEWS WEB