福井県坂井市のダムで会社員の男性の遺体が見つかった事件で、警察は出頭してきた元同僚の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。男は殺害したことをほのめかす供述もしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
先月29日、福井県坂井市丸岡町の龍ヶ鼻ダムで、福井市の会社員、青柳卓宏さん(40)が死亡しているのが見つかりました。
警察は、胸などに刃物で刺されたとみられる複数の傷があったことから、死体遺棄事件として捜査していますが、1日夜、福井市二の宮の丹羽祐一容疑者(45)が警察署に出頭し、遺体を遺棄したことを認めたことなどから、2日、死体遺棄の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、丹羽容疑者は青柳さんが勤める学習塾の元同僚だということです。
青柳さんは、学習塾を週明けの先月29日から無断で欠勤し、連絡が取れなくなったことから、家族が警察に捜索願を出していました。
調べに対し、丹羽容疑者は青柳さんを殺害したことをほのめかす供述もしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB