千葉県では、10代から70代までの男女9人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
千葉県などによりますと、新たに感染が確認されたのは、千葉市に住む10代と70代の女性、船橋市に住む30代の会社員の男性、市川市に住む20代の会社員の男性と30代の自営業の男性、松戸市に住む20代のアルバイトの男性、我孫子市に住む30代の会社員の男性、銚子市に住む20代の会社員の男性、茂原市に住む50代の会社員の男性の合わせて9人です。
このうち市川市の30代の男性は、6日40度の熱やけん怠感などの症状が出たためウイルス検査を受けて感染が確認されました。
男性は、県内で飲食店を経営し、発症した6日まで出勤していたということです。
また松戸市の20代の男性は、今月5日にのどの痛みなどが出て、その後、感染が確認されましたが、6月下旬に都内で友人と食事をしていたということです。
8日発表された9人のうち8人については、現時点で感染経路が分かっていません。
千葉県では、県として独自に再度の休業要請を行う基準としていた3つの指標のうち、2つが2日連続で目安の値を上回りましたが、県内の医療提供体制がひっ迫していないとして、現時点では要請を行う考えはないとしています。
これで、千葉県内で感染が確認された人は、合わせて1034人になりました。
-- NHK NEWS WEB