8日の中国・上海の株式市場は買い注文が広がり、代表的な株価指数の終値は、7日よりおよそ1.7%上昇し、ことしの最高値を更新しました。
8日の中国・上海の株式市場は、幅広い銘柄で買い注文が広がり、代表的な株価指数である「総合指数」は、一時、2%以上上昇しました。
「総合指数」の終値は、7日よりおよそ1.7%上昇し、3403.44ポイントと節目の3400ポイントを超え、ことしの最高値を更新して、およそ2年5か月ぶりの高値水準となりました。
総合指数は、先月30日以降、7営業日連続で前の営業日の終値よりも上昇していて、この間の上昇率は、およそ14.9%になります。
市場関係者は「上海では、習近平国家主席が提唱し、『中国版ナスダック』とも呼ばれる株式市場『科創板』が、近く強化されるとも言われていて、投資家が積極的な取り引きを行っている。ただ、急速な株価の上昇のため、バブルを懸念する声も出始めている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB