コンビニ大手3社のことし5月までの3か月間の決算は、本業のもうけにあたる利益がいずれも大幅に減少しました。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで大きな影響を受けた形です。
コンビニ大手3社は9日までにことし3月から5月までの決算を発表しました。
それによりますと本業のもうけにあたる利益はローソンが去年の同じ時期より81.6%減って26億円余り、ファミリーマートが54%減って89億円余り、セブン‐イレブン・ジャパンが13.3%減って522億円余りでした。
これは外出の自粛が広がり、オフィス街や行楽地の店舗を中心に売り上げが大きく落ち込んだことが主な要因です。
コンビニは生活必需品の取り扱いが多く景気の変動を比較的受けにくいとされていますが、大手3社がいずれも新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けた形です。
-- NHK NEWS WEB