茨城県は10日、新たに男女7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。これで県内で感染が確認された人は196人になりました。
県によりますと、新たに感染が確認された人のうち5人は経路が不明で、2人はこれまでに感染が判明している人の濃厚接触者だということです。
経路が不明な5人のうち、笠間市に住む20代の自営業の男性は今月1日から頭痛などの症状があり、9日検査で陽性が判明しました。男性は先月下旬に都内で友人と会食していたということです。
また、筑西保健所の管内に住む90代の女性は、今月4日に発熱し、10日検査で陽性が確認されました。
結城市の20代の男性会社員は、今月7日から下痢などの症状があり、先月下旬に都内で会食していたということです。
また、栃木県内に住む30代の男性会社員は、9日、結城市内の医療機関を受診し、10日陽性が判明しました。
さらに、古河市の40代の女性は今月4日に発熱し、10日検査で陽性が判明しました。女性は発熱する前に、都内で会食していたということです。
5人はいずれも軽症だということです。
一方、8日に感染が判明したつくば市の20代女性の濃厚接触者のうち、いずれも40代の両親の感染も確認されました。2人とも症状は軽いということです。
茨城県内で感染者が確認されたのは5日連続で、これまでに感染した人は合わせて196人になりました。
このうち死亡した人は10人で、10日までに1人の症状が回復し、これまでに退院した人などは162人となっています。
-- NHK NEWS WEB