10日のニューヨーク株式市場は、金融やエネルギー関連株が買われ、ダウ平均株価は大きく値上がりしました。
10日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて、369ドル21セント高い、2万6075ドル30セントで、2万6000ドル台を回復して今週の取り引きを終えました。
この日は、前日の終値付近で始まりましたが、金融やエネルギー関連株が買われ、取り引き終了にかけて次第に値上がり幅を広げました。
ダウ平均株価は今週、日替わりで上昇と下落を繰り返す不安定な値動きでしたが、1週間を通じては、250ドル近く値上がりしました。
また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も上昇し、3日続けて最高値を更新しています。
市場関係者は「新型コロナウイルスのアメリカでの感染再拡大が続いているうえ、来週は企業の決算発表も控えており、様子を見たいという投資家もいた」と話しています。
-- NHK NEWS WEB