長野県軽井沢町に住宅を所有する東京の30代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。長野県内で感染が確認されたのは先月18日以来で、県内の感染者は合わせて78人となりました。
長野県によりますと新たに感染が確認されたのは軽井沢町に住宅を所有する東京の30代の会社員の男性です。
男性は、今月10日、軽井沢町に滞在中に発熱やせきの症状が出たため、保健所に相談して検査を受けた結果、11日に感染が確認されました。男性は軽症で、県内の医療機関に入院しているということです。
男性は、今月上旬に都内と軽井沢町を複数回にわたって行き来していて、今月6日には都内で会食に参加していたということです。会食に参加した6人のうち、症状のある人がほかに2人いるということで、県は、都内での会食で感染した可能性があるとみて詳しい感染経路を調べています。
男性の濃厚接触者は今のところ都内で同居する家族2人と、長野県内で接触のあった知人2人の合わせて4人が特定されていて、いずれも症状はないということです。
長野県内で感染が確認されたのは先月18日以来で、県内の感染者は合わせて78人となりました。
県は「感染者の多い地域と往来する場合は、人ごみやクラスターが発生するリスクのある場所を避け、感染防止策を徹底してほしい」と呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB