14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、幅広い銘柄に買い注文が集まり、大幅に値上がりしました。
14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて556ドル79セント高い、2万6642ドル59セントで、値上がり率は2%を超える、大幅な値上がりとなりました。
この日は、前日の終値付近から取り引きが始まりましたが、次第に買い注文が広がって、ダウ平均株価は対象となる30の銘柄すべてが値上がりする全面高となりました。
一方、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も値上がりしましたが、値上がり率は1%に届かず、勢いはありませんでした。
市場関係者は「先週まではナスダックの値上がりがダウ平均株価を常に上回っていたが、今週に入ってIT関連銘柄の過熱感を指摘する声も出てきている。一方、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念も依然根強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB