IT大手のヤフーは、他社の正社員などとして働く人が副業としてヤフーで働くことを受け入れると発表しました。これまで交わる機会がなかった人材を受け入れることで、新しいサービスや事業の創出につなげたいとしています。
これは、ヤフーの川邊健太郎社長が社員に向けて発表したもので、他社で正社員として働く人やフリーランスの人などが副業としてヤフーで働くことを受け入れます。
募集するのは事業戦略のアドバイザーやエンジニアなどおよそ100人で、15日から応募の受付を始めました。
勤務日数や報酬などの条件は役割によって異なりますが、例えば、事業戦略をたてるプロジェクトで働く場合は月5時間程度の勤務で5万円を支給するとしています。働き方は原則、テレワークで勤務地は自由です。
ヤフーでは、これまで社員の副業は認めてきましたが、他社などで働く副業人材を会社として受け入れるのは初めてで、事業が多様化する中、幅広い人材を受け入れることで新しいサービスや事業の創出につなげたいとしています。
ヤフーはこのほか、新しい働き方を推進するためとしてことし10月に就業規則を変え全国の従業員を対象に、テレワークの回数制限や、定期代の支給をなくし、通信費などの補助として月7000円の手当を支払うことなども発表しました。
-- NHK NEWS WEB