去年2月、千葉県山武市の木材加工会社の工場で男性が殺害された事件で、警察は別の事件で逮捕・起訴されている男5人を16日にも強盗殺人の疑いで逮捕する方針です。5人のうち1人は、都内で起きた「アポ電強盗」事件に関わったとして起訴されていて、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。
去年2月、千葉県山武市埴谷にある木材加工会社の工場で、住み込みで働いている譽田一夫さん(71)が、顔に粘着テープを巻かれて死亡しているのが見つかりました。
警察が強盗殺人事件として捜査を進めた結果、男5人が関与した疑いがあることが分かり、このうち20代の男は同じ月に東京 渋谷区で起きた、事前に現金がいくらあるか尋ねる「アポ電」をかけて押し入る「アポ電強盗」事件に関わったとして、起訴されているということです。
また、捜査関係者によりますと、事件の直前に埼玉県内で男らが事件で使われたと見られる粘着テープなどを購入する様子が防犯カメラの映像などで確認されているということです。
警察は15日までに5人の身柄を千葉に移していて、16日にも強盗殺人の疑いで逮捕する方針です。
-- NHK NEWS WEB