川崎市と相模原市は17日、10代から50代の男女合わせて13人が新型コロナウイルスに新たに感染したことが確認されたと発表しました。いずれも感染経路は分からないということです。
川崎市によりますと、新たに感染が確認されたのは、いずれも市内に住む10代から50代の男女合わせて10人で、いずれも軽症だということです。
このうち10代の男性は都内の専門学校に通う学生で、今月10日から発熱やけん怠感などを訴えて市内の医療機関を受診し、16日に感染が確認されたということです。
また、50代の男性は市内のレストランに勤める店員で、今月13日から発熱やけん怠感などの症状を訴え、16日に感染が分かったということで、市は濃厚接触者がいるか確認を進めています。
10人全員について感染経路が分かっていないということです。
一方、相模原市も市内に住む20代と30代の男女3人の新たな感染が確認されたと発表しました。いずれも軽症だということです。
このうち30代の会社員の男女はそれぞれ都内の会社に勤めていて、16日に感染が確認されましたが、男性は感染確認の6日前まで、女性は感染確認の8日前までマスクをつけて電車で通勤していたということです。
また20代の女性は県内の大学に通う学生ですが、講義はオンラインで受けていたということです。
3人とも感染経路は分からないというこです。
県内ではこれまでに茅ヶ崎市が3人の感染を明らかにしていて、17日に県内で発表された新たな感染者は16人となっています。
NHKのまとめでは、神奈川県内で発表された感染者はこれで1890人となり、このうち98人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB