19日昼すぎ、北海道南富良野町の山林に軽飛行機が墜落し、男性2人がけがをしました。いずれも命に別状はないということです。
19日午後1時ごろ、南富良野町の山林に軽飛行機が墜落したと、機体を所有する江別市の測量会社から警察に通報がありました。
警察や消防によりますと、軽飛行機には男性2人が乗っていて、ヘリコプターで救助されましたが、1人が胸の骨を折った疑いがあるほかもう1人も顔を打つけがをして病院で手当てを受けています。
いずれも命に別状はないということです。機体を所有する会社によりますと、軽飛行機は札幌の丘珠空港を離陸したあと1人の操縦訓練を行っていて、墜落直後に本人たちから「山の近くで旋回しようとしたところ気流に流されて木の上に墜落した」と会社に連絡があったということです。
現場は標高およそ1000メートルある狩勝山の山頂から西におよそ1.5キロ離れた山林です。
気象台によりますと、19日昼ごろには南富良野町を含む北海道内の広い範囲で大気の状態が不安定だったということです。
警察が引き続き事故当時の状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB