岐阜県では20日、新たに多治見市の県立多治見病院の看護師の女性など、合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県内で感染が確認された人は180人になりました。
20日、新たに感染が確認されたのは、県立多治見病院の20代の看護師の女性と、瑞浪市の10代の会社員の女性、可児市の50代の会社員の男性の合わせて3人です。
このうち20代の看護師の女性は、19日に37度6分の熱が出て、20日に勤務先の病院で検査を受けた結果、感染が確認されたということです。
女性は、小児病棟やGCUと呼ばれる新生児の回復治療室を担当し、勤務中はマスクを着用していました。
症状が出る前の日の18日は休みで、それ以降、出勤はしていないということです。
病院は、女性が勤務する病棟の消毒を行うとともに、女性と接触した人たちの検査の結果が出るまでは、周産期の新たな患者の受け入れを見合わせることにしています。
一方、病院の外来の診療は、通常どおり行うということです。
県は、瑞浪市の10代の女性と可児市の50代の男性についても、感染経路や接触した人の健康状態などを調べています。
これで岐阜県内で感染が確認された人は180人になりました。
-- NHK NEWS WEB