仙台市は20日、20代から40代の男女4人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。20代の2人は、19日までに感染が確認された大学生とカラオケに行っていたということです。
新たに感染が確認されたのは、いずれも仙台市に住む、
▽20代の無職の男性、▽20代の男子学生、▽30代の会社員の女性、▽40代の自営業の男性です。
20代の男性2人は、19日までに感染が確認された東北工業大学の学生と今月8日、カラオケ店を2時間以上利用し、学生の感染が分かったあとにPCR検査を受け、20日、陽性が判明しました。
また、東北工業大学の学生が今月6日に仙台市内で開いた宴会では、クラスター=感染者の集団が発生したことが分かっていますが、ここで出た感染者の濃厚接触者は今の時点で81人に上ることが分かりました。このうち36人の検査結果は分かっていますが、残る45人は21日以降、結果が出るということです。
一方、20日に感染が確認された30代の会社員の女性と40代の自営業の男性は、いずれも感染経路が分かっておらず、市が引き続き調査を進めています。
4人はいずれも重篤な状況ではなく、現在入院先を調整しているということです。
県内で感染が確認された人は136人となり、特に今月に入ってからはほぼ連日、感染確認が相次いでいることから、仙台市や県が感染対策の徹底を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB