週明け20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は小幅な値動きでした。一方、ナスダックの株価指数は大幅に値上がりし、最高値を更新しています。
20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末に比べて8ドル92セント高い2万6680ドル87セントで、3日ぶりに値上がりしました。
この日は売り買いが交錯し、先週末の終値付近で取り引きされていましたが、先週値下がりしたIT関連銘柄の多くが買い注文を集めました。
一方、ダウ平均株価を構成する銘柄の一つで、シェールオイル企業のノーブル・エナジーを日本円で5300億円余りで買収すると発表したエネルギー関連大手のシェブロンは値下がりしました。
また、IT関連銘柄が買われたことでナスダックの株価指数は大幅に上昇し、今月10日につけた最高値を更新しています。
市場関係者は「新型コロナウイルスの感染再拡大は依然相場の重しとなっているが、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出た」と話しています。
-- NHK NEWS WEB