茨城県は23日、県内で新たに2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、これで茨城県内で感染が確認された人は237人になりました。
茨城県によりますと、感染が確認された2人のうち土浦市に住む20代の男性会社員は、今月19日から頭痛などの症状があり、22日の検査で陽性が判明しました。
男性は今月11日に市内のライブハウス「土浦Club GOLD」を訪れていて、今月17日に感染が判明した常総市の20代の女子学生も同じ日にこのライブハウスを訪れていたことがわかったということです。このため県は同じ日にライブハウスを訪れた人で、発熱やせきなどの症状がある人は県や保健所に相談するよう呼びかけています。
また、五霞町の20代の男性会社員は、22日の検査で陽性が判明したものの、軽症だということです。男性の勤務先ではこれまでに2人の感染が確認されているものの、男性との接触はほとんどなかったということで県が感染経路を調べています。
これで茨城県内で感染が判明した人は合わせて237人となり、このうち死亡した人は10人で、23日までに新たに2人の症状が回復したため、これまでに退院した人などは191人となっています。
-- NHK NEWS WEB