24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は値下がりしました。アメリカと中国の対立が深刻化し景気の先行きに悪影響を与えるのではないかとの見方が広がったためです。
24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、182ドル44セント安い2万6469ドル89セントで、2日続けて値下がりしました。
新製品の開発に遅れが出ている大手半導体メーカーのインテルが大幅に値下がりしたうえ、アメリカと中国の対立が深刻になっているとして景気の先行きへの不安が広がりました。
また、こうした動きを受けて、リスクを避けようと外国為替市場では円買いが進み、円相場は一時1ドル=105円60銭台と、ほぼ4か月ぶりの円高水準となりました。
市場関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことも相場の重しとなっていて、このところ不安定さが増している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB