神奈川県内では25日、横浜市や川崎市などで男女合わせて18人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表されました。
横浜市によりますと10歳未満から60代までの男女11人の感染が確認されたということです。
このうち10歳未満の男の子は市内の保育園に通っていて、この保育園では40代の保育士の女性の感染がすでに確認されていましたが、男の子は濃厚接触者には該当していないということで、市では感染経路は不明としています。
11人の症状は全員軽いということです。
川崎市では20代と50代の男女2人の感染が確認されました。
20代の自営業の男性の感染経路はわかっておらず、50代の会社員の女性はすでに家族が陽性と確認されているいうことです。
2人とも軽症だということです。
また、藤沢市では20代の看護師の女性と40代のパートの女性、2人の感染が確認されました。
症状は軽症と無症状だということです。
看護師の女性は、県内の高齢者施設で働いていて、施設の職員や利用者に症状の出ている人はいないということですが、市では施設のある自治体に連絡し、濃厚接触者の検査などの対応を求めています。
このほか平塚市や逗子市などで20代の男女3人の感染が確認されました。
このうち20代のアルバイトの女性は、すでに感染が確認された都内に住む同僚の濃厚接触者だということです。
3人の症状はいずれも軽いということです。
25日はこれまでに新たに18人の感染が確認され、NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者はこれで2204人となり、このうち98人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB