新潟県内では、新潟市と三条市でそれぞれ1人、合わせて2人の新型コロナウイルスへの感染が新たに確認され、県内の感染者はこれで93人になりました。2人とも東京との往来があったということです。
このうち新潟市は、新潟市西区に住む市の臨時職員の50代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
新潟市によりますと、この女性は24日、発熱とのどの痛みを訴え、市の「帰国者・接触者相談センター」に相談し、PCR検査を受けた結果、26日、陽性と確認されたということです。
女性は入院中の母親に面会するため、今月16日から東京に行き、19日に戻っていました。東京への往復は車で移動していたということです。
また、新潟県は三条市に住む30代の会社員の男性が感染したと発表しました。
男性は今月24日に38度台の発熱があったため、帰国者・接触者相談センターに相談し、検査の結果、26日、陽性が判明しました。
男性は今月22日までは東京で勤務し、その日の夜に上越新幹線を使って三条市の自宅に帰っていたということです。男性は25日は、37度台の発熱や頭痛があったものの、重症ではないということです。
新潟県は、東京で感染した可能性もあるとみて感染経路を調べています。
県内の感染者は、これで93人になりました。
-- NHK NEWS WEB