千葉県内では、10代から80代の合わせて24人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
千葉県などによりますと、感染が確認されたのは千葉市や船橋市、木更津市などの10代から80代の男女合わせて24人です。
このうち、船橋市に住む70代の会社員の男性は今月12日にせきやたんの症状が出て、その後、息苦しさも出たため、ウイルス検査を受けたところ、感染が確認されました。
男性は肺炎と診断され、入院先の医療機関で酸素吸入などを受けていて中等症だということです。
また、集団感染が発生している千葉市中央区の繁華街にある接待を伴う飲食店では、新たに千葉市内に住む20代の女性の感染が確認されました。
女性は今月15日に客としてこの店を訪れ、その後、せきや鼻づまりなどの症状が出たということです。
この店では、これまでに従業員9人が感染していましたが、利用客の感染が確認されたのは初めてで、千葉市は他の客についても検査を進めているということです。
27日感染が判明した24人の症状は2人が中等症で、残る22人は軽症だということです。
これで千葉県内で感染が確認された人は、合わせて1490人となりました。
-- NHK NEWS WEB