川崎市と神奈川県茅ヶ崎市は新型コロナウイルスに感染していた80代の男性が死亡したほか、新たに男女17人の感染が確認されたと発表しました。
川崎市によりますと、今月13日に感染が確認され、入院して治療を続けていた市内に住む80代の男性が、27日死亡したということです。
死因は新型コロナウイルス感染症だということです。
また、市内に住む20代から50代の男女合わせて13人の新たな感染も確認されたということです。
このうち、40代の女性は市内の福祉施設で働く介護士で、すでに感染が確認されている同僚の介護士の濃厚接触者だということです。
また、30代の会社員の男性と20代の会社員の女性も、それぞれすでに感染が分かっている知人や同僚の濃厚接触者だということです。
ほかの10人は感染経路が分かっていないということです。
一方、茅ヶ崎市も市内に住む20代の男女と60代の夫婦の合わせて4人が新たに感染したと発表しました。
20代の男女は感染経路はわかっておらず、60代の夫婦は同じ敷地の別の棟で暮らす家族が感染しているため、家庭内感染とみられています。
NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者はこれで2301人となり、このうち99人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB