強い毒性があるハブを無許可で飼育したとして都内の蛇専門店の社長が警視庁に逮捕されました。社長は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは東京・台東区にある蛇専門店「蛇善」の社長淺見隆行容疑者(50)です。
警視庁の調べによりますと淺見社長は去年11月、強い毒性がある「ヒメハブ」24匹を東京都の許可をえないで店で飼育したとして動物愛護法違反の疑いが持たれています。
「ヒメハブ」は沖縄県の島などに生息し、滋養強壮剤などに加工されますが強い毒性があり、人がかまれた場合、ショックで死亡することもあるということです。
会社のHPによりますと、「蛇善」は、蛇やまむしの黒焼きなどを扱い130年ほど前の明治時代に創業された専門店です。警視庁によりますと調べに対して淺見社長は「店にヒメハブはいたが、飼育していたのではない」などと容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB