長野県内に住む中学生を含む男女6人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認され、県内の感染者は111人となりました。
長野県によりますと、新たに感染が確認されたのは
▽南箕輪村に住む60代の自営業の女性と、
▽軽井沢町に住む20代の会社員の女性、
▽中野市に住む10代の女子中学生と
▽その母親で50代の自営業の女性、
▽上田市に住む50代の会社員の女性と
▽その夫で50代の会社員の男性の合わせて6人です。
このうち南箕輪村の女性は、先月26日に感染が確認された医療従事者の男性の母親で、直後の検査では陰性でしたが、その後、のどの痛みが出たため再び検査し陽性とわかりました。
また軽井沢町の女性は、先月27日に神奈川県から引っ越したあとのどの痛みや熱などが出たということです。
中野市の女子中学生とその母親は、先月30日、同居する祖母の感染が確認されています。また、女子中学生は先月29日に感染が確認された教員の男性と同じ中学校に通っているということで、発症の前後に接触があったかどうかなど県が調査を進めています。
このほか上田市の夫婦は、先月下旬に妻が首都圏の感染者と接触があり、その後、夫婦とも熱などの症状が出たということです。
6人のうち上田市の女性は酸素投与が必要な中等症で、ほかの5人は軽症か症状がない状態だということです。
県内の感染者は合わせて111人となり、このうち83人が退院しています。
-- NHK NEWS WEB