2日朝、川崎市の首都高速道路・湾岸線でスポーツカーと乗用車が衝突し、乗用車に乗っていた男女2人が死亡しました。
警察はスポーツカーを運転していた50歳の自称、会社役員の男を過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕し、詳しい状況を調べています。
2日午前8時すぎ、川崎市川崎区扇島の首都高速道路・湾岸線でスポーツカーの「ポルシェ」と乗用車が衝突しました。
この事故で、乗用車に乗っていた成人の男女2人が意識不明の重体の状態で病院に搬送されましたが、その後、2人とも死亡が確認されました。
警察は、「ポルシェ」を運転していた東京・江戸川区の自称、会社役員、彦田嘉之容疑者(50)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと、前を走っていた乗用車の右の後ろの部分が大きく破損しているということで、彦田容疑者がかなりのスピードで前の車を追い抜こうとした際に衝突したとみられるということです。
調べに対し、彦田容疑者は容疑を認めているということで、警察が詳しい事故の状況を調べています。
この事故の影響で、湾岸線は東扇島インターチェンジと大黒インターチェンジの間で通行止めとなっています。
-- NHK NEWS WEB