厳しい暑さとなった2日、九州では水の事故が相次ぎ、鹿児島県の種子島で家族と海水浴をしていた4歳の男の子など、合わせて4人が死亡しました。
このうち、福岡市東区弘の海岸では2日午前9時半ごろ、佐賀県基山町の47歳の会社員の男性が溺れ、病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は妻と小学3年生の息子、それに兄の家族4人の合わせて7人で海水浴に来ていて、高波にさらわれた、おいの小学生の男の子を助けたあとに溺れたということです。
また、鹿児島県肝付町北方の広瀬川では、午前11時すぎ、隣の鹿屋市から友人たちと遊びに来ていた19歳の男子大学生が溺れ、病院で死亡が確認されたほか、長崎県川棚町小串郷の「大崎海水浴場」では、午前11時半すぎ、隣の佐世保市から家族と海水浴に来ていた36歳の団体職員の男性が溺れ、死亡しました。
さらに、鹿児島県西之表市住吉の「よきの海水浴場」でも、午後3時すぎ、家族などと遊んでいた近くに住む4歳の男の子が海中に沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察は男の子が溺れたとみて、当時の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB