外資系の生命保険会社、メットライフ生命は、東京都中央区の営業所で働いていた契約社員が、架空の投資話を持ちかけるなどの手口で、3人の顧客から合わせて1億円をだまし取っていたと発表しました。
発表によりますと、東京都中央区の営業所で委託マネージャーとして働いていた60代の男性が、平成21年から去年までのおよそ7年間にわたって、預かった現金を運用して客の保険料を支払うと提案したり、架空の投資話を持ちかけたりする手口で、3人の顧客から合わせて1億円をだまし取っていました。
去年3月、客からの問い合わせで発覚したということで、社内調査に対して、この男性は顧客から現金をだまし取ったことを認め、「借金の返済などに充てた」と話しているということです。
会社側では、警察に告発することを検討するとともに、契約者に対しては、不審に思うことがあれば、コールセンターに連絡するよう呼びかけています。
電話番号は0120−201ー520で、平日と土曜日の午前9時から午後5時まで受け付けているということです。
-- NHK NEWS WEB